ワンオペ薬剤師なゆたの「一人でできますわよ!!!」

アラフォー薬剤師なゆたのワンオペ育児とチャレンジの日々をゆるゆると綴っていきます

チームプレーの職場で1人で立つという意識

薬局で働いていますのでチームプレーが大切です。

しかし、時短勤務になってから「こんなチームなら解散しちまえ!!」と叫びたくなるような薬局に配属されとります。
恵まれた時短勤務だから辞めないだろう、と舐められてるわけですよね。
バーカ!!もう辞めるがな!!

しかし、ここ数年で「チームプレーの職場で1人で立つ」という意識の大事さを痛感しています。

今の私は、最悪、事務さんがいなくても、薬剤師が1人でも仕事ができます。
機械のトラブルがあっても、自分でメンテナンスもできるし、できなくてもその場合の対処法も分かる。
薬はもちろん、備品、OTCの補充・注文、入庫処理もできるし、正直、この薬局ならどんなメンバーになっても無視して1人で業務できると思います。

が、だからこそ。
「どこでもやっていける」という自信がついて、転職しようという気持ちになりました。

「お願いします」と言えなくて、うまく甘えて仕事を変わってもらう同僚がうらやましかったり。
上の立場をいいことに、雑務をやらず、そのままできなくなってしまった人を見てモヤモヤしたり。
そんな気持ちで長年暮らしてきました。

その結果、今の私になったわけだけど、これで良かったなとつくづく思います。

アラフォーになって、性格を変えるのは難しいです。
不器用で辛い、と思っていましたが、結局、自分の理想の「自立している」人間に近づくことができました。

「あなたがいなくなったらどうしよう・・・」と何度も何度も私に頼るスタッフがいて、それがとても重荷でした。
きっと「私はいなくならないよ。あなたのフォローも全然イヤじゃないよ」と言って欲しかったんだとおもいます。
でも、私はそんなこと絶対に言いたくなかったし、それを言わせようとする彼女をすごくズルく感じてしまって苦手でしょうがありませんでした。

辞めると決めた今だから思うのですが、きっと彼女は「人にやってもらう」というスタイルしか知らなかったんだろうなと思います。
その生き方が許されなくなってきたのを感じて必死だったのかもしれません。

私は、家族というチームプレーの中でも1人でやっています。
旦那は家事を放棄、育児も時間がないのでほとんどできていません。
おチビが赤ちゃんのときは、許せなくて、ものすごい感情の渦でグルグルしたりしたけど、今は自由になった気がしています。

自分で全部決められる。

この自由を大事にしていきたいです。